2021年2月3日に感染症法が改正され、行動調査対応拒否に過料が科せられることになりました。
この法改正を受けて、お客様の中には、万一の行動調査の時に、濃厚接触者として当店で施術を受けたことを知られたくない方が多くなるかと思います。
まず、お客様が感染した場合は、当店の情報を行動調査で報告していただいても報告していただかなくても、どちらでも構いません。
その上で、お客様が行政にお伝えになる場合は、「マッサージを受けた」と言っていただくだけで問題ありません(性感染症ではないのでそれ以上の内容や具体的行為を伝える必要はありません)。どうしてもサイト名が必要な場合は、エロ要素のないこちらのサイト(フェザータッチりらっくすK東京)とそのサイト受付のメールアドレス(k.tokyo.relax@gmail.com)をお伝えいただくこともできます。
一方、当方施術者が新型コロナウイルスに感染したことが疑われ、行政が行う行動調査に応じなければならなくなる可能性のある時は、PCR検査を受ける直前に、2週間分のお客様との接触履歴を削除して、施術者自身でもわからないようにしてしまいます。
当方施術者は、接触したお客様が実際に誰かわからなくなるので、行動調査の際、いずれのお客様の情報も、事実上、行政に提供できなくなりますので、ご安心ください。
削除する履歴は下記のうち、調査に応じなければならない該当のお客様の個人情報が特定できる該当期間部分となります。
- Gmailの記録
- 電話の着信履歴
- ショートメールメッセージの履歴
- 業務日誌の記録(個人情報が特定できる項目)
この場合、この期間のお客様との履歴はなくなりますので、その期間に初めてのお客様の場合は、その後の2回目の施術は初めてのお客様として対応することになりますので、ご了承ください。
また、その期間のデータがないので、万一、当方施術者に感染があった場合でも、2週間内の該当のお一人お一人のお客様にご連絡を差し上げることはできません。
当方施術者との接触で感染が分かるようにしておきたいお客様は、お客様自身のスマートフォンに、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)をインストールして設定を済ませ、施術中は、施術者の茶色のリュックタイプのバッグのそばに、そのスマートフォンをBluetoothをonにしたうえで、配置しておいてください。
当方施術者は、スマホを2台持ちしていますので、COCOAアプリは、バッグの中のスマホにインストールしています。
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そもそも、COCOAアプリをきちんと普及させれば、今回のような法改正は要らないはずです。
今回の法改正は、黙秘権を憲法で認めているような民主主義国家のすることとは思えない、全体主義的な法改正だと思います(黙秘権と今回の法改正は直接関係ありません)。
この法改正(言わないと過料)によって、特に無症状や軽症の若い人のPCR検査率は下がることになると考えられ、感染症防止に逆行する動きになるでしょう。
性活動の活発な無症状や軽症の若い人が、自分の性生活を、わざわざ保健所に申告するとは考えられませんから。
はじめからPCR検査に応じることさえしなければ、行動調査もありません。
「行動調査に応じるくらいなら検査には行かない。無症状(軽症)なんだから」と思う若者が増えても、何の不思議もありません。
恥ずかしい思いをする可能性のある”ボランティア”を、わざわざする人がどれくらいいるのか、甚だ疑問です。
今回の法改正は、「無症状や軽症の人は検査を受けるな」と言っているようなものです。
もしかしたら、経済を回すために、わざと検査率を下げようとして法改正をしたのでしょうか?
つまり、検査率が下がれば感染者(陽性者)も減る → 緊急事態宣言などを出す必要がなくなる → 経済が活性化する、という流れ。
少し勘繰り過ぎですね。
2021年2月8日 文責 こうすけ